パフォーミングアート

この度、ミュージカル『CROSS ROAD』が再演されることになり、大変嬉しく思っております。

日本人による完全オリジナルミュージカルとして誕生した本作が、このような短期間で再演されることになりました。

ただただ感謝いたしております。

ただ、私と作曲・音楽監督の村中俊之は、同時進行が不可能なプロジェクトを抱えており、演出家・音楽監督として参加することができません。

しかし、せっかくの上演のチャンス。

ミュージカル『CROSS ROAD』誕生の瞬間を、一番そばで見守ってくれていた末永陽一さんと白石Pに僕らの思い全てを託したいと申し出ました。

きっと私たちの生み出した作品を、さらに素晴らしいものにしてくださると確信しています!

お客様と共に、ミュージカル『CROSS ROAD』カンパニーを応援しています。

再び音楽の悪魔があなたを十字路へと誘います。ぜひ劇場へお越しください。

劇作家・舞台演出家・作詞家 藤沢文翁

 

 

皆さん、こんな噂を聞いたことはありませんか?

街外れの十字路には音楽の悪魔が棲む・・・
その悪魔は才能を与えてくれる・・・
世界中が虜になる音楽の才能を・・・

19世紀はまさに音楽に魅了された時代だった。

数多の音楽家が誕生し

人々はその才能を愛で

その美しい調べに酔いしれ

音楽が世界を支配したその時代に

突如として音楽史に登場し

音楽の世界を支配した漆黒のヴァイオリニストがいた

ニコロ・パガニーニ

彼には常にある噂がつきまとった。

悪魔と契約し、魂と引き換えに音楽を手に入れた・・・・と。

街外れの十字路で悪魔アムドゥスキアスと血の契約を結んだ彼は

100万曲の名曲の演奏と引き換えに、命をすり減らしてゆく事になる。

19世紀ヨーロッパの華麗なる音楽黄金期を舞台に

音楽を司る悪魔と

悪魔のヴァイオリニストと呼ばれた男が奏でるメロディーは

ヨーロッパを

そして世界を熱狂させてゆく・・・

 

 

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